2006-04-05 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
ですから、先ほどの、いらっしゃらなくなったのであれですけれども、菅委員の御指摘、あるいは二田委員の御指摘のように、米の生産調整をなくして棚上げ備蓄にしていけばいいんだ、つくりたい人はつくればいいんだといったときの過剰処理は、物価修正しただけでも一体どれだけのコストがかかるのかということを、我々はやはり、生産サイドだけではなくて、消費者に対する責任という観点からもきちっとしていかなければならない。
ですから、先ほどの、いらっしゃらなくなったのであれですけれども、菅委員の御指摘、あるいは二田委員の御指摘のように、米の生産調整をなくして棚上げ備蓄にしていけばいいんだ、つくりたい人はつくればいいんだといったときの過剰処理は、物価修正しただけでも一体どれだけのコストがかかるのかということを、我々はやはり、生産サイドだけではなくて、消費者に対する責任という観点からもきちっとしていかなければならない。
大蔵省からさんざん怒られて何か無理して援助に回したり、えさに回したり、苦労してやっと減ったと思ったらまた豊作でふえちゃって、そんなことばかりもう三十年ぐらい繰り返しているんじゃないかと思いますが、もうちょっとそろそろ知恵を出して、非食用利用のマーケットの方に流していく、つまり棚上げ備蓄にして、毎年五十万トンずつ非食用の方のマーケットに流して処理していけば、これはナショナルセキュリティー、それから過剰処理
やはり過剰が生じた場合に、過剰処理というのは生産者の側が主体的にやれるようにするような条件整備をきちっとしていかなきゃなりません。そのためには、やはり文字どおりフィフティー・フィフティーになるようなひとつ検討が願えないかと思うのだが、いかがでしょうか。
いかにも需給の調整ができて価格が安定するんだという言い方をしておりますけれども、これはことしの緊急対策で、来年は過剰処理のために生産者に新たに米の作付面積すべてに十アール当たり千五百円の負担をさせようとしているわけですね。ですから、来年は政府の助成をはっきりまだ書いていません。未定ということを書いていますが、やはり既存の稲作経営安定資金運用円滑化対策の活用とするにとどまっていますね。
私は、昨日に続きまして、最初に、今度の産業競争力会議について、朝日の五月十二日付の「不良債権の実相」というところでは、「「競争力回復」という大テーマを掲げたはずの産業競争力会議の論議のまん中に、なぜか「設備、雇用、債務」の三つの過剰処理という課題が座った。」こういうことになっておりますが、そこで、このいわゆる設備や債務の過剰という問題などから質問に入っていきたいというふうに思います。
先生御指摘のように、先日、当委員会でも御指摘いただきましたが、過剰時代の過剰処理ルールのような現協定から長期的な人口と食料のアンバランスに基づく不足時代に対応するルール、これはまさに地球的な意味で私は最も大事なことだろうというふうに思うわけでございます。
だとするなら、片方で水田、稲作ということはいろいろな側面から重要だとすると、やはり国際的に外に向かって、この米の過剰処理というものを含めて考えていく必要があるのではないだろうかという時代にかかってきたと思うのです。
米の過剰処理が大きな問題になっております。 このような状況のもとで、米の市場価格はまた大幅に値下がりをいたしております。規模拡大を行った稲作農家は大きな打撃を受けております。生産調整をこれ以上拡大することはもはや限界に来ておると思います。稲作の生産性の向上、所得確保を図りつつ、米の需給調整も可能とする抜本的な方策を検討しなければならないと思います。
そこで、第二に私は備蓄の問題について伺いたいのですが、今どれぐらい備蓄をしろという論議が随分とされておりますが、先ほども論議ありましたが、昭和四十五年に約六百万トン、一兆円の過剰処理をしたし、十年後には、五十五年には約七百万トン近く、この過剰処理に二兆円のお金を使っておる。これは一つの苦い経験であったと思う。
そういう中で、二回にわたる過剰処理を経験し、相当莫大な国費を投じたわけでございます。そういう中でも議論されましたし、またその後、五十九年度から始まる水田利用再編対策は、その前の五十五年から数年間作が悪かったというようなこともございまして、各年四十五万トンずつの在庫積み増しということを計画してやってきたわけでございます。今回もそういうことで安定的な在庫を持ちながら需給操作をすると。
また、五十二年十月末には二百九十七万トン、五十二年十月には三百七十七万トンということになりまして、五十四年度から全体で六百万トン余の第二次過剰処理を行ったところでございます。
○政府委員(鶴岡俊彦君) 他用途米自身は、もう御案内のとおりでございまして、第二次の過剰処理が終了したことに伴いまして、加工用原料米の米穀についてどういうふうにするのかという議論の中で、生産調整の一形態として考えますれば、手取りは低くても農家がある程度ほかの米と一緒につくれる、それからまた加工原料業者も一定の価格であれば使えるというようなことで、水田利用転換対策の一環としてやってきたわけでございます
輸入の大きな形で外国の物がどんどん入り出してきておる、こういう大きな背景だと思うのですが、そういうような傾向で、やはり米の過剰処理ということは心配せざるを得ないが、その場合にだれもが言うのは、なぜ日本はこれだけ外国に援助しておるのに米の援助を現物援助できないのか、特にアフリカを初め東南アジアなど、米が足らなくて今なお飢餓線上にある人が何千万もおると言われておるのになぜ米を持っていかぬのかとみんな言っておるんですよ
また、需給事情につきましても、消費の減少傾向もありますけれども、三たびの過剰処理も懸念される、こういった環境の中にあるように思います。このような中で食管制度の基本を堅持していく、そのために国民の理解と支持を得ていくことが課題であると考えております。
しかしながら、消費の減少傾向の強まりと四年連続の豊作等から過剰傾向が強まっており、三度の過剰処理を回避するための的確な対応が急務となっております。 なお、米の管理に係る財政運営も、国家財政が厳しい状況にある中で、一層困難な局面に直面しております。 他方、稲作については単収水準の上昇や投下労働時間の減少、更に一般経済情勢面では労賃上昇率の鈍化等をみております。
いずれにいたしましても、このような中で今後とも食管制度の基本を堅持していかなきゃならない、そのためには過剰処理というのを三回目をやるということは何としても避けなければならないというふうに思われるわけでございます。 〔委員長退席、理事水谷力君着席〕 したがいまして、これから生産者団体あるいは政府が一体的になってこの問題に取り組んでいかなければならない、かように考えているわけです。
しかしながら、消費の減少傾向の強まりと四年連続の豊作等から過剰傾向が強まっており、三度の過剰処理を回避するための的確な対応が急務となっております。 なお、米の管理に係る財政運営も、国家財政が厳しい状況にある中で、一層困難な局面に直面しております。 他方、稲作については単収水準の上昇や投下労働時間の減少、更に一般経済情勢面では労賃上昇率の鈍化等をみております。
また消費については、いろんな形で消費拡大についての努力はしてきておりますけれども、やはり消費の減少傾向が強まっておりまして、昨年以上に、むしろ現在では三たびの過剰処理が懸念される、そういうような事態になっているというような状況でございます。
また、米の需給事情につきましては、四年連続の豊作や消費の減少傾向の強まり等によって、昨年以上に三たびの過剰処理が懸念される事態となっております。
○甕政府委員 最近におきます米需給の動向あるいは今後の見通しといったところから、三たびの過剰処理が懸念される事態になってきたという状況がございました。そこで、これまでの水田農業確立対策の二年目を推進いたしますほか、三十万トンに及ぶ需給ギャップをこの際緊急対策の形で六十二年度あわせて進めていこう、こういうことにして現在進行をさせていただいております。
○政府委員(甕滋君) 最近の米需給の動向でござ いますが、豊作が続きまして在庫の積み増しがありましたり、また、消費の予想以上の落ち込みというものがございまして、今後三たびの過剰処理の懸念が現実に生ずる事態となったわけでございます。
具体的には、私ども不足等の場合にも対応いたしましてかつ過剰処理を迫られることはなかろうという水準として、適正なレベルとしては百万トン程度であろうという考え方をこれまでも持ってきておりますが、現在の需給事情、水田農業確立対策の実行状況等からいたしまして、これをさらに高く見るといたしましても、消費者に受け入れられるような回転備蓄の姿でどこまでが限度か、あるいは低温倉庫等の操作の上からいきましてもどこまでが
また、最近における米需給の動向と今後の見通しは、三たびの過剰処理が懸念される事態となっていることにかんがみ、生産、流通、消費の各般にわたる緊急の取り組みにより需給均衡の回復に努めてまいります。